私は、仕事の関係で1997年11月から2002年9月末での4年11ヶ月間、インドネシアのジャカルタで駐在生活を過ごしました。
でも駐在する3年前位からは、インドネシアと日本とを行ったり来たりする生活をしており、1年の内100日以上はインドネシアで過ごしていましたので、8年に亘ってインドネシアとは係わりを持って生活していたことになります。
インドネシアでは、ある大きな合弁プロジェクトに係わっていたのですが、97年7月のタイバーツ暴落に端を発するアジア通貨危機に見舞われたことから、プロジェクトは迷走し、インドネシア側のパートナーとも決別し、最終的には撤退というかたちで幕を閉じました。
仕事の面では、インドネシアという国には、こっ酷い目に合されましたが、時を経た今でも、未だにこの時、一緒に仕事をしたメンバーとは、偶に寄り合っては、昔話に肴に大いに盛り上がっています。
個人の生活面でも、色々な事がありましたが、カミさんとあの頃の話をして、懐かしむことも多々あります。
今振り返って思うことは、インドネシアで過ごしたあの5年間が、仕事の面でもプライベートの面でも、やっぱり一番充実していたのではないかということです。
プロジェクトの破綻により、私とインドネシアとの縁は完全に切れたものと思っていましたが、幸いまだ今なら、あの時の友人や現地会社のスタッフも残っており、私の気持ち次第では、また繋げることも可能なようです。
であれば、昔を思い出しながら、インドネシアとの縁を再度温めてみるのも悪くないかと思い、このブログを立ち上げました。
これから、インドネシアで経験した色々なことを、現地の言葉も交えながら綴っていくつもりですので、よろしければお付き合い下さい。